就職、赤ちゃん、育休
フリーランサー、就職する
2017年12月末に子どもが生まれました。yomeの妊娠をきっかけに以前からお仕事を頂いていた株式会社コードタクトに2017年7月に就職しました。 この会社は教育現場、主に授業中に使うWebサービスを手がけてるベンチャーです。社内でよく教育の現場の話や未来の話をするような環境です。
フリーランスになった理由として
- プロジェクト単位でいろんな仕事をしてみたい
- 開発以外の領域(デザインやらリーンやら)もポートフォリオに抑えたい
- 福利厚生等に頼らず自分の力とインカムでやっていきたい
- リモートワーク・ダブルワーク(WLB的、リスクヘッジ的、パラレルキャリア的な意味合いで)
などと思っていたのですが、やってみると
- 「開発」以外の「何を作るか」的な領域に関わることや、チームビルディングといった比較的長期で大きなコミットを必要とすることは、なんだかんだフルタイムのほうが有利
- 以前から興味があった教育分野に力を尽くしたい(子ども関係という意味でも)
- 今のチームメンバーともっと仕事したい
- リモートコミュニケーションがかなり成功していて、かつフルタイムでも不遇なくフルリモート可能だった
- フリーランスだと育休給付金やもしもの時の遺族・障害厚生年金が出ない(子ども的な意味で)
- フリーランスだと保活が不利(しかし現住所では結局在宅勤務だとフリーランスと一緒扱いでした)
などなどの多数の観点から、やっぱりフルタイムのお仕事を中心に据えることにしました。きっかけは妊娠ではありますが、前者3つに悩みが出ていたタイミングだったので、妊娠がなくても就職はしていたかもしれないなぁと思っています。
oO(ちなみに2017年急にいくつかの会社から「リモートワークOKで」と声をかけられて、あるいはリモート導入という話を聞く頻度が上がって、個人的にリモートワーク元年だと思ってたりします)
yomeの出産
立会い出産しました。yomeには「血を見て倒れるんじゃ」(包丁で指切って前科あり)と言われてたけど、その時に限って全然大丈夫でした。 そばにいてあげることしかできなかったので、コウノドリ(ドラマ版)で予習してた雰囲気やその日の助産師さんの指導を頼りに、陣痛が来るのに合わせて一緒に息整える掛け声とかしてた。
↑このときお医者さんチェックで一旦退室、涙目でツイートしてた男子、こんなにも無力
— ypresto@💻👶🧑🍳🌈 (@yuya_presto) 2017年12月27日
生まれてきた赤ちゃんは、あったかくて、愛おしくて、だいすきだよってずっと言ってた。今でこそ慣れたけど、この時のこわれちゃいそう感はすごかった。
いろんな人に祝ってもらって、自分もとてもうれしかったし、この子にとってもきっと幸せだろうな、いつか話したいな、なんて思った。
育休
実は少々強引に育休の約束を取り付けて就職させて頂きました。慌てたのは前職退職が2016年7月の中旬で、育児休業給付金は転職・退職前の分も含めて過去2年間に12ヶ月以上しっかりと働いていることが条件なので、この条件をクリアできる期限が2017年7月に迫っていたのもあります。(なお入社後1年経たないと育休申請を拒否可能と就業規則に書いてある会社も多そうなので要相談)
社内初(社員10人とかだし)の(戸籍上の)男性による育休だったので、厚生労働省の両立支援等助成金(自分ではなく会社に出る)をいっぱいアッピールして申請してもらいました。 「出生時両立支援コース」というやつ(平成30年度もある)だけど、これは男性も育休とれますよ!と周知したり、管理職に育休取得の研修をやったりするだけでOK。それで社内初の男性育休(最低日数あり)取得者が出ると、ななななんと、中小企業なら57万円がもらえちゃう・・! ただし、次世代育成支援対策推進法の一般事業主行動計画(くるみんマーク申請に必要なアレ)を助成金申請前に提出する必要があって、育休取得率何%を目指します、とかを書いて届け出なくちゃならない。コードタクト社のはこれ。あと育休の規則が未作成の会社はそれも作成する必要あり。中の人に相当頑張って書類やら作っていただいていたのでありがたかったです。これ、最初に通れば1年に1回、別の育休男子にも約14万出るので、絶対掛け合って申請しておくべき(その趣旨から、後からは申請できないよ)。
育休や助成金の情報はかなり前(もはや妊娠がわかるより前かも)から調べていたのがだいぶ役に立った。手続きを綿密に進めねばならず少しずれ込んだりしたけど無事に1月中旬より2ヶ月半の育休を取得しました。
お産というものは壮絶で、今回こそ短かったけどyomeの消耗はすごかった。産後1ヶ月までは水仕事(料理、洗濯とか)をしてはいけないという言い回しがあるけど、回復遅くなるらしいし1ヶ月とは言わず絶対ダメ。最初の方はほとんど擬似的主夫として家事と母乳以外の育児に奔走した。はっきり言って、里帰り出産等フルタイムで親の助けが得られる場合を除き、パパの育休はほぼほぼ絶対だと感じた。例えばこんなことやってた。
- おむつ替え(MAXで15分に3回w
- 哺乳瓶でミルク作ってあげて、洗って消毒
- 料理を作って後片付け
- 買い物に行くorネットスーパーの注文
- ゴミ出し
- ルンバのためにお部屋を片付ける
- 洗濯をする(普段苦手だけどこのときはがんばったw
- 子守唄を歌って寝かしつけてあげる
- 沐浴(苦手だったwけど今はお風呂一緒に入ってる
- 夜勤(夜中起きたときのおむつ替え)
何度おっぱいがほしいと思ったことかw。あとよく言う話だけど、Amazon、出前館or楽天デリバリー、ネットスーパー、ルンバ、食洗機、レンジ哺乳瓶消毒器は最強の味方。この辺は別途記事書く。
エンジニア、保育士試験を受ける
書く時間が確保できなかったので保育士試験の話は次回で・・。あと保活の話も書きそう。
追記:ここではわたしの性別については言及しませんが、「出産していない親」と読み替えてくださいませ。
そういえば「男性育休」じゃなくて、産んでない人の育休というのをうまく言葉にできると、多様な家族の形を包摂できていい気がしてきた
— ypresto@💻👶🧑🍳🌈 (@yuya_presto) 2021年4月25日